オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
ライフゴール

ライフゴールを探すワーク⑤ Beゴールに迷った時には・・・

Beゴール、Doゴール、Actionゴールを書き出す時には、そこの一本筋が通っている、統一感がある事が大切です。

しかし、私達は時々間違ったゴールを策定してしまう時があります。

たとえばBeゴールに「体重を減らしたい」と書いたとします。そしてDoゴールは「ダイエット」「運動」と書き、Actionゴールには「炭水化物を減らす」「お菓子を食べない」「毎日スクワット」などと書いたとしましょう。

でも、「体重を減らしたい」は、本当にBeゴールでしょうか?Beゴールは、人生を通して「こうありたい」「こうなりたい」というゴール、方向です。「体重を減らしたい」は「こうしありたい」というゴールとはちょっとずれている気がしませんか?

「体重を減らしたい」理由は何でしょう?もしメタボで糖尿病になりそうだという医師の意見があるなら、体重を減らしたいというよりも「健康でいる」ことがゴールではないでしょうか?

あるいは「体重を減らしたい」理由が、「素敵なワンピースを着てデートしたい」「きれいだと周りから言われたい」ということでしたら、本当のゴールは「すてきなパートナーと暮らしたい」ことかもしれません。

あるいは「体重を減らしたい理由」が、ランニングができるようにするということでしたら、「活動的に過ごす」「運動をして健康に過ごす」ことが本当のBeゴールでしょう。

Be-Do-Actionのゴールに迷いを感じた時には、次の3つの質問を自分にしてみましょう。

  1. 私のゴールの一つはもっと〇〇〇になることだ。
  2. なぜ私がもっと〇〇〇になりたいかという理由は、□□□したいからだ。
  3. □□□になるための〇〇〇は、◇◇◇することで達成できる。

 

  • □□□→Beゴール
  • 〇〇〇→Doゴール
  • ◇◇◇→Actionゴール

となります。

先ほどの「体重を減らしたい」ゴールについていえば・・・。

  1. 私のゴールの一つはもっと「体重を減らす」ことだ。
  2. なぜ私がもっと「体重を減らしたい」かという理由は、「活動的に健康に過ごしたい」からだ。
  3. 「体重を減らす」は、「食事のカロリーを抑える」「一日30分運動する」することで達成できる

となります。

自分の人生を通して「こうありたい」「こうなりたい」というゴールをBeゴールに書くようにしましょう。

 

※ミシガン大学のVictor Strecher教授による講義「Finding purpose & meaning in life: Living for what matters me most」を参考にしています。

 

 

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