マインドフルネスな時間を持つために一番のお勧めは瞑想することですが、瞑想以外にもマインドフルネスになれる方法があります。
その一つがサウンド・ウォークです。
外を歩きながら、聞こえてくる音に意識を集中させます。
普段は歩く時に漠然といろいろな事を考えていたり、イヤフォンをして音楽を聞いている人が多いと思います。
それを止めて、ひたすら歩く間に聞こえる音に意識を集中させます。
車の音、風の音、人の話し声、鳥の声・・・いろいろな音が聞こえてきますが、一つ一つの音を丁寧に拾うつもりで、音を聞くことに集中しながら歩きます。
普段気づけないような音が聞こえたりします。
途中で他の考えが沸いてくるかもしれませんが、それに気づいたら、再び音を聞くことに意識を向けます。
特に雨の日はサウンド・ウォークに向いています。
雨の音が、当たる場所によって様々に音を変えて聞こえてきます。
道路に雨が落ちる音。屋根に落ちる音。葉っぱに落ちる音。傘に落ちる音。
雨は様々に音のバリエーションを作ります。
サウンド・ウォークで音を聞くことに意識を集中させる時間を過ごした後は、心がクリアーになるような気持ちがします。感覚が研ぎ澄まされたように感じるでしょう。
サウンド・ウォークは手軽にできるマインドフルネスの練習です。
次に雨が降ったら、外に出て、２０分くらいサウンド・ウォークしてみませんか。
※Rice University Dr. Elizabeth Slatorによる講義『Mindfulness & Well-being』を参考にしています。
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