人間はコンフォート・ゾーンの中にずっととどまらない限り、ストレスを感じることがある事が当たり前で、ストレスを感じても、そのストレスを和らげたり、ストレスの元をなくしていく行動に出る事が大切です。ストレスのない人生というのは、ほぼありえないですから。
ストレスを避ける、ストレスから逃げる事よりも、ストレスは多かれ少なかれ経験するものだから、ストレスを感じた時にどう対処するかを学ぶ事の方が、生きていく上で有効だと思います。
ストレスを感じる状況から抜け出していく過程で、有効な考え方やアクションを挙げていきましょう。ストレスからのリカバリー戦略です。
- 回復する、よくなっていくという希望を持つようにする。
- 自分で物事を決めていくようにする、自主性を持つようにする。
- 互いに助け合って問題を解決していけるような、意味のあるパートナーシップ(家族、恋人、友人、同僚、師など)を持つ。
- 自分の弱みではなく、強みにフォーカスする。
- 自分を癒す、自分に合った方法を見つける。
- 自分にとって大切な存在を助ける。
- 自分が好きな対象のコミュニティーに参加する(山登りの会や、ファンクラブなど)
- 個々の違いや多様性に敬意を払う、認める(自分との違いを批判したり攻撃するのではなくて)
- ストレスから回復する事で自分が何を学んだかを考え、それを次の機会に活かす。
ストレスを感じている時、ストレスの元を特定し、それを解決するよう正面からストレスと向き合っていく方法もありますが、ストレスな状況から自分を脱け出させてあげるためには、上記のような方法が有効です。
※The university of Sydneyの講義「Positive Psychiatry & Mental Health」を参考にしています。
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