オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
ネガティブ感情の対処法

書いて解きほぐすネガティブ感情シリーズ 予告

2023年になり、1月4日から仕事初めという方も多いのではないでしょうか。
今年はこういう風に過ごしたい、こういう目標を達成したいと、様々な希望とやる気に満ちていた新年。
しかし、いざ仕事が始まれば、いつもの忙しさと、降りかかってくる問題への対処で、新年に感じたフレッシュなやる気はどこかへ吹っ飛び、ストレスを思いっきり感じる日常が戻ってきた・・・と思っている方もいるのでは。

「目からウロコのバーバラ先生の3:1の法則」でも書いたように、ポジティブ心理学は何も嫌な感情やストレスをゼロにしなければポジティビティ(ポジティブな感情を味わうこと)は味わえない、幸福感は味わえないとしているわけではありません。
ポジティブ心理学の発展を牽引しているバーバラ・フレドリクソン氏が提唱しているのは、「ポジティブとネガティブを3:1にすると、そこが転換点になって、ポジティブな面を増やしていける」ということです。(『ポジティブな人だけがうまくいく 3:1の法則』バーバラ・フレドリクソン著、橋本理恵監修、高橋由紀子訳、日本実業出版社、2010年)

ですからストレスを感じたり、ネガティブな感情を抱えてもオーケー。
その3倍分ポジティブな感情を増やす行動を起こしていけばオーケー。

とはいうものの。
ネガティブな感情が大量になれば、その3倍ポジティブな感情を味わうための行動を増やさなければならない。これはこれで結構大変。

ポジティブな感情を増やすだけでなく、できればネガティブな感情も減らしたい。
ネガティブな感情を持つことはあっても、それを深めない、引きずらない、可能であればネガティブな感情を分解して、前向きなエネルギーに変換したい。
そう思いませんか?

そこで2023年の始まりは、ネガティブな感情に注目してネガティブな感情にどう向き合い、処理し、分解し、できれば解決させていくかにフォーカスしたいと思います。

そのために「書くこと」を駆使して、ネガティブな感情の分解をしていきたいと思います。
落ち込み。怒り。自己嫌悪。罪悪感。先送り癖。批判を受けて落ち込む・・・。様々なネガティブな感情がありますが。書いて分析することで向き合い、消化し、抜け出すことを目指す方法を紹介していきたいと思います。

※このシリーズでは、デイビッド・D・バーンズ氏、アーロン・T・ベック氏の研究、著作を参考にしています。

目からウロコのバーバラ先生の3:1の法則ポジティブ心理学...

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