2023年は4月29日(土)から5月7日(日)までの期間がゴールデンウィークで、間に5月1日、2日の平日を挟みますが、休み様によっては9連休という長めの休暇になります。
ところが、ゴールデンウィークが終わると「会社に行きたくない」「仕事をするのが憂鬱だ」「学校に行きたくない」「何もやる気が出ない」などの気持ちになる場合があります。身体的に「なんとなくだるい」「頭痛がする」「肩が凝る」という症状が出ることもあります。
これらは「5月病」と呼ばれる、ゴールデンウィークの後に何となく心身の不調を感じる状態です。「なんとなく」だったらまだよいのですが、症状が深刻化すると会社や学校に行かなくなり、そのままドロップアウトするケースもあります。
「5月病」は、4月に会社や部署、学校などの新しい組織や共同体に入り、緊張が続いた場合や新しい人間関係に馴染めない場合に、起こりやすいです。
「5月病」とまでいかなくとも、ゴールデンウィークが明けて会社や学校に行く事が何となく憂鬱だと感じる方は多いのではないでしょうか。
せっかく長めの休暇を取って気持ちをリフレッシュしたつもりだったのに、休暇後の会社や学校が苦痛で仕方がない・・・となったら、休暇の意味がないですよね。
「5月病」的症状にならずに、ゴールデンウィークを楽しんだ後、会社や学校に気持ちよく行けるよう、今年のゴールデンウィークはポジティブ心理学を使って少し工夫してみませんか?
日本は4月から新しい年度が始まり、ゴールデンウィークがあるので「5月病」と呼びますが、アメリカやヨーロッパでは12月のクリスマス休暇を終えて新しい年に入る1月に似たような症状を訴える人が増えます。「5月病」ならぬ「1月病」ですね。
- 新しい環境や組織に入る。
- 新しい仕事や勉強に気疲れする。
- 新しい仕事や勉強の内容についていけなくて自信を喪失する。
- 新しい人間関係に疲れる。馴染めない。
- 長い休みの後で体が激しい勤務に慣れない。
このような状況で「5月病」もどきの症状が出やすいので、「5月病」もどき対策は世界共通といえます。
ポジティブ心理学では「普通の人々が人生にもっと幸せを感じられるスキル」を実証的研究に基づき提唱していますので、ポジティブ心理学を活用して、今年のゴールデンウィーク開けに「5月病」にならないための方法を紹介していきます。