朝、家を出る前に、あるいは仕事や家事を始める前に、自分を前向きな気持ちにさせるフレーズ、ポジティブフレーズを口に出してみましょう。
朝のフレーズは、口に出して自分の耳に聞かせて、自分を励ますためのものです。
自分の声で、ポジティブなフレーズを自分にしみこませます。口に出して読みますので、フレーズをスマートフォンのメモ欄に書いてもいいですし、スケジュール帳に書いておいてもいいでしょう。キッチンの壁に貼っておくという手もありますね。
ポジティブフレーズとは、どういうものでしょうか。自分が前向きな気持ちになるフレーズであれば何でもよいのですが、感動した本や映画の一節が向いていると思います。
私は枡野俊明さんの本の一つのタイトル『心配事の九割は起こらない』(三笠書房、2013年)と、大阪芸人さんの台詞のアレンジ「生きているだけでありがたい」の二つのフレーズを、毎朝口に出すポジティブフレーズにしています。
「心配の九割は起こらない」
「生きているだけでありがたい」
口に出すと、何だか明るい気持ちになる気がしませんか。
ポジティブフレーズは、定期的に更新してもいいでしょう。その時に自分にぴったりくるフレーズを選んでみるとよいと思います。
必ず声に出すことが大切です。心の中でつぶやくのではなく。
自分の耳と脳に聞かせて、ポジティブフレーズにふさわしいマインドを意識させることが重要なのです。
たとえ、今日は嫌だなあと思うような日も、ポジティブフレーズを声に出して、一日を始めてみましょう。意外とよいことが起こる一日になるかもしれませんよ。
自分を元気にさせるポジティブフレーズを収集していくと楽しいかもしれませんね。