オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

マインドフルネス状態になるための具体的な方法とは?

マインドフルネスな状態になるためのポイントは、呼吸です。それで、マインドフルネス状態になりやすい方法として、ヨガや瞑想が向いているとされるわけです。どちらも呼吸を意識しますので。

でも、ヨガや瞑想の達人でなくても、マインドフルネスになることはできます。マインドフルネスな状態になるための方法として、二つご紹介します。

どちらの方法も、まずは静かな落ち着ける場所に座って目を閉じます。椅子に座ってもいいですし、床に座ってもいいです。テレビやスマートフォンから遠ざかって、静かな場所を確保することが大切です。そして、目を閉じて、呼吸を意識して、頭の中に次のイメージを思い浮かべます。

川をイメージ

頭の中にあれこれ思いや考えが浮かんでくると思いますが、それを川に流していくようなイメージで、流していきます。きれいな水が流れている川を思い浮かべます。その川の流れに不安や悩みを一つずつ浮かべて、流していくイメージです。

湖をイメージ

森の中の湖を思い浮かべます。水面は波立っています。呼吸を繰り返して、その水面がだんだん収まり、静かで平らな水面になっていく様子を思い浮かべます。

 

時間は5分でも10分でもいいのですが、慣れていないとあまり長い間目を閉じて座っていることは苦手だと思います。ですから、呼吸10回分だけ「マインドフルネス」しよう、と思うだけでもよいのです。

川や湖をイメージすることで、そのイメージに集中できます。そのイメージだけを考えることで、一つのことに心を集中させ、あちこち考えが飛んでいかないようにするわけです。

マインドフルネスになることに慣れてくると、目を閉じなくても、歩いていても、電車の中でも、お皿を洗いながらでも、マインドフルネスな状態になることができるそうですが。

私自身、その域に到達していません。

やはり、マインドフルネス状態に自分をもっていくためには、ある程度儀式めいた型があるとやりやすいと思います。

目を閉じて、呼吸して、川や湖のイメージを思い浮かべることを繰り返していくうちに、こういうマインドフルネス状態になると、気持ちがなだらかになり、頭がスッキリするなあと実感するようになります。そうなれば、しめたもの。人間は自分がいい気分になれることを、繰り返したくなる生き物です。マインドフルネス=心地よい、と学習することで、マインドフルネス状態になる時間を、自ら積極的に作ろうと思うようになると思います。

マインドフルネス状態は、静かな場所で目を閉じて呼吸を意識することで作りやすいのです。

 

 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA