オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
仕事に前向きになる方法

一歩だけ先取りしておくことで、前向きに仕事をスタートできる

朝、会社に行き、デスクについて、さあ仕事を始めよう、まずメールをチェックして・・・いつの間にか30分時間が経っていたなんてことありませんか?

あるいは、在宅勤務の日。机に座ったけれど、なかなかエンジンかからず、午前中は仕事になかなか集中できない。そんなこと、ありませんか?

やらなければいけないことが山盛りだから、朝から全速力で仕事に取り掛からないといけないのに。仕事に追いかけられている感じで、気持ちがざわざわと落ち着かないのに。

朝なかなか仕事に集中できない。やる気が出ない。結局朝非効率に過ごした分、残業時間が長くなる・・・。よくない循環です。

そんな悪循環を変えるためには、「一歩だけ先取り」することが有効です。

翌日スムーズに仕事を始められるように、前日にちょっとだけ先取り準備をしておくのです。

前の日に、翌日やるべきことを書き出しておく。

スケジュール帳に予定を書き出しておく、あるいはパソコンやスマートフォンのタスクリストにやるべきことをリストアップしておきます。そうすることで、一歩だけ仕事を「先取り」しているのです。次の日の朝、職場に来た時に何をするのかという目的を明確にしておきます。それだけのことなのですが、仕事の始め方が全然違ってきます。

前日に、少しだけ翌日の仕事の準備をしておく。

例えば翌日会議があるとします。その会議のための資料を揃えて、机の上に置いておきます。それだけで、気持ちに余裕が生まれます。外周りの予定がある場合は、訪ねる先の住所と経路を確認して、名刺も忘れないよう数に余裕を持って整えておく。これだけで一歩だけ先取りしていることになります。

明日着ていく服を準備する。

明日仕事で着る服をハンガーにかけて一式準備しておきましょう。たとえ在宅勤務の日でも、仕事をするからにはきちんと家着から着替えましょう。外出ならば靴を磨いておきましょう。翌日の天気予報をチェックして、雨ならば雨でも大丈夫な服装にしましょう。

 

明日の仕事に対して、少しだけ先取りすることによって、仕事に自分が前のめりに向かって行く感じになります。いやいや仕事を始める、仕事に追いかけられるという感じを、逆の前向きな矢印に変えていくのです。作業としては5分から10分程度の短い時間。しかし、その効果は大きいのです。

前日の5分、10分の時間は、翌日の朝の30分に相当する時間の余裕を作り出します。

 

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