とても忙しい日、あるいは問題山積みの日。そういう日こそ、一つくらいは楽しいことがあったと思えるような工夫を自分でしてみましょう。辛い事があると、何かいいこと起こらないかなあと思ったりしますが、その「何かいいこと」を自分で作り出すわけです。いろいろ大変だけど「お楽しみイベント」が待っている!と思えば、頑張ってみようと思いやすいのではないでしょうか。
ものすごいイベントである必要はありません。
楽しい、嬉しいと思えるような出来事を、自分で作り出して、一日の予定の中に設定するのです。
「お楽しみイベント」の例としては、次のようなものがあります。
- 食べることが楽しみになるようなお弁当を持参する。
- 休憩時間が心地よいものになるような特別なドリンクを持っていく。
- ちょっと高級なチョコレートをおやつタイムのために持っていく。
- 仕事帰りに見たかった映画を観に出かける。
- 会社帰りにデパートの地下によって、ちょっと豪華なおいしい惣菜を買って夕食にする。
- スペシャルな入浴剤を買って帰り、キャンドルを灯してお風呂に入る。
- 髪のトリートメントを念入りにし、顔パックもする。
このような小さなイベントでよいので、仕事が大変な日こそ、楽しみになることを一日の中に作ってみます。
私は仕事で心身ともに疲労したなあという日。夜、ケーキを焼くことがあります。材料を混ぜてパウンドケーキ型に入れてオーブンで焼くだけの簡単なケーキですが、甘い香りが部屋に漂うのはいいものですし、翌朝そのケーキを食べるという楽しみもあります。色々あったけど美味しいケーキを焼いて私の一日は終わった、と思えます。
仕事で大変だった日。仕事でくたくただった日。それだけで終わらないような工夫を、自分でしてみることが大切だと思っています。仕事は大変だったけど、いいこともあったなあと思えるような一日の終わり方ができるよう、「お楽しみイベント」を自分で作り出してみるのです。