オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

後悔しない人生を送るための方法⑨ 習慣を見直す

アリストテレスは言いました。
「We are what we repeatedly do」
(私達は、私達が毎日繰り返している行動そのものだ)

毎日繰り返している行動、つまり習慣が、私達だということですね。
毎日何をしているかが、とどのつまり、習慣が私という人間の人生を作っているというわけです。

習慣は、生活の効率を高める、考えなくても体が動くなど、メリットもあります。
しかし、後悔しない人生を送るために、一度、自分の習慣を見直してみましょう。
あまり意味もない、あるいは自分にとって害のある習慣が、あなたの生活の中に根を下ろしていませんか

  • 朝起きてすぐテレビをつける
  • 電車の待ち時間など時間があれば、すぐスマホを取り出す
  • 仕事から帰宅したらまずソファに横になる
  • 帰宅したら、バッグは床の上に放り出しっぱなし
  • 夕食の後必ずアイスクリームを食べる
  • 朝起きたら家族に「いそいで、いそいで!」ばかり言っている
  • 土日は昼まで寝ている
  • 日曜の朝は翌日の仕事が憂鬱で深夜までテレビを見ている

などなど。

疑問も持たずに繰り返している習慣の中に、自分の人生が「後悔する人生」になるきっかけになるような行動はありませんか?
必ずしも「後悔しない人生」に必要ないのに、習慣として繰り返していることはありませんか?

たとえば、朝起きてすぐテレビをつける。
それって本当に必要な習慣でしょうか?朝ニュースを知らないといけないと思うかもしれませんが、テレビでなくてもよいのでは?テレビは視覚も奪うので、朝食の準備や身支度を同時並行で進めようとしても、どうしても気が散って効率は落ちます。ましてやニュースの中に芸能人や有名人のスキャンダルが入っているなら、朝の忙しい時間をそんなニュースを知ることに費やすなんてもったいなくないですか?どうしても朝ニュースを知りたいのならばラジオの方がいいでしょう。占領されるのは耳だけなので、ながら作業はスムーズにいきます。

あるいは、仕事から帰宅したらソファに横になる。
疲れていてソファに横になりたい気持ちはわかりますが、一度ソファに横たわってしまうと、起き出して家事や入浴をするのもおっくうになりませんか?そして、ソファに横になったまま、リモコンを手にしてテレビをつけ、大して興味がないテレビを長々と見て、気づけば2時間たっている・・・。これでは、「後悔する人生」への道を自分でしっかり固めているようなものです。
帰宅したらソファを通りすぎて、まずシャワーや入浴をしてさっぱりする。
あるいはスーツなど仕事着を脱いでハンガーにかけ、部屋着に着替えてまず水を飲む。
このような新しい習慣に、ソファ直行習慣を変えてみませんか。

いつも無意識に行っている行動。それらの中に、「後悔する人生」を作っている要素がけっこう含まれています。

自分が毎日どのような行動を取っているかを意識してみましょう。習慣として定着している行動の中に、自分の人生を「後悔する人生」に引っ張っていっている行動がないか、チェックしてみましょう。
そして、後悔する人生にさせているような習慣は、新しい習慣に塗り替えていくようにしましょう。

朝起きてテレビをつけるか、つけないか。
帰宅後ソファに横になるか、ならないか。

小さな決断、小さな行動に見えますが、習慣化すると、その決断一つで、人生が「後悔する人生」か「後悔しない人生」か、分かれていくことになるのです。

※Jodi Wellman著『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』を参考にしています。

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