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ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

後悔しない人生を送るための方法⑫ 旅の効用

後悔しない人生を送るためには、生活に新しいことが定期的に持ち込まれることが大切です。フレッシュな気持ちや行動が人生に定期的に加えられると、人生に対するパッションがキープされやすくなります。

旅をすることは、人生に新しい側面を持ち込むことに大変役立ちます。
旅行をすると、その間はおいしい物を食べたり、旅館やホテルでゆっくりしたり、温泉に入ったり、美しい景色をみて心が癒されたり、楽しい思いをたくさん経験できるでしょう。
しかし、旅行を終えて、自宅に戻ると、また代わり映えのしない日常に戻り、旅行中味わった高揚感が一瞬でしぼんでしまう・・・と感じる人も多いのではないでしょうか?
旅を通じて楽しんだ経験を、旅の期間だけで終わらせるのではなく、日常の中にも導入してみましょう。

例えば・・・

  • 和食の朝食をゆっくり食べておいしかった。→家でも時々旅館の朝食のような和食を作って味わってみましょう。
  • ホテルのレストランで食べた夕食の器が北欧風で素敵だった。→北欧風ではないかもしれませんが、来客用や特別なイベント用にしまいこんで滅多に使っていない食器はありませんか?1年に1回しか使わないのはもったいないことです。毎日の夕食用に素敵な食器を使ってみましょう。
  • 一人旅のランチは屋外のカフェでゆっくり本を読みながら食べて気分が落ち着いた。→ランチ中に本を読んだっていいではないですか。普段からランチの時間に、スマホに触るよりは、文庫本を持ち歩いて読んでみましょう。
  • ホテルのすっきりしたベッドメーキングは最高だった。→自分の家のベッドもホテル仕様のようにベッドメーキングしてみましょう。いっそ、肌触りのよい朝のシーツに変えてみましょう。
  • 京都のお寺で禅庭を見ながら頂いた抹茶がおいしくて、ほっこりした。→抹茶を点てる道具を揃えて、家で抹茶を点ててみましょう。茶道の体験レッスンに通ってみましょう。
  • ホテルの部屋の間接照明が心地よくて、夜ゆっくり眠ることができた。→寝室の証明を蛍光灯ではなく、間接照明に変えてみましょう。

このように、旅行の間に味わった心地よさを、新たに日常生活に持ち込んでみましょう。
日常生活のクオリティアップのために、非日常の旅行中にヒントやアイデアを見つけようという視点を持つと、旅することに新しい魅力が加わります
旅先での経験を日常生活に活かすことで、人生に新しいチャレンジや発見を見いだすことも可能なのです。

※Jodi Wellman著『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』を参考にしています。

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