後悔しない人生だと感じる秘訣は自分は意味のある人生を生きた、自分の人生に満足していると感じることです。そのためには人生に熱意(zest)を感じること必要だとJodi Wellman氏は著書『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』の中で述べています。
そのために、熱意を奪うものを人生から排除することを勧めています。そして、人生から熱意を奪うものTOP6として次のものを挙げています。
- スクリーンタイムとSNSの過剰使用
- 仕事が忙しくて休暇を取っていない
- 「お金があればあるほど幸せになれる」という信条を持っている
- 不健康な習慣に浸っている
- どうしようもない人間関係に囚われている
- ルーティンや習慣に縛られている
このうち、①の「スクリーンタイムとSNSの過剰使用」については「後悔しない人生を送るための方法⑩ スマホを使う時間を減らす」で説明していますので、参考にして下さい。
Wellman氏によれば、2023年のグローバル調査によれば私達は一日に6時間37分をスクリーンタイムやSNSに使っているそうです。アメリカ人の場合平均して1日2.86時間をテレビを見て過ごしています。グローバルで平均1日2時間31分をSNSに使っています。1日24時間のうちの約27%をテレビやスマホやアイパッドを見て過ごしているわけです。睡眠時間が6-7時間あるとして、残りの50%弱の時間しか、自分の時間として仕えません。おまけに仕事をしている時間が8時間だとしたら、いったい「自分の時間」はどこにあるのでしょうか?
自分の人生に熱意を呼び込み、後悔しない人生を送るためには、テレビやスマホなどオンラインで過ごす時間を減らすことに、まず取り掛かることをお勧めします。
次回はその他の「人生から熱意を奪うもの」について説明していきましょう。
※Jodi Wellman著『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』を参考にしています。