Jodi Wellman氏は『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』の中で、調査結果に基づいた方法として、人生に熱意ややる気をもたらす9つの行動を挙げています。これらの方法は実際に彼女のクライアントに効果があった方法だそうです。
今回は3つめの方法を紹介しましょう。それは憧れの人のマネをすることです。Mimic the way。Mimicミミックとは真似をする、擬態するという意味です。憧れの人の生き方、暮らし方、行動を真似することから始めてみましょう。
人生を楽しんでいる、活気に溢れている人が身近にいませんか?
自分の家族や親戚、あるいは職場の先輩や同僚、学生時代の友人。あるいは図書館の司書のお姉さん、学校の先生、近所の元気なおばあさん。身近にいつも楽しそうにしている人や、生き生きと行動している人、素敵だなあと思う人を3人見つけて、その3人の真似をしてみましょう。
その3人はどういう点が素晴らしいでしょうか?どういう特徴が、その3人を輝かせていると思いますか?少しずつでよいので、真似をしてみましょう。
例えば・・・
- 祖母は高齢にもかかわらず、料理は全部手作りをしていて、季節ごとの保存食作りを楽しんでいる。⇒ていねいな食生活をしたいから、祖母直伝の季節の保存食を作ってみよう。季節感も大切にできると思う。
- 職場の先輩Aさんは、人の悪口や批評は口にしない。いつも穏やかで、激高した姿を見たことがない。落ち着いていて自分に自信がありそうだ。
⇒Aさんに習って、人の悪口や批評を言わないようにしよう。 - 友人のBは、登山が趣味で、休みのたびにどの山に登るのか楽しそうに計画している。
⇒Bに頼んで、一度登山に同行させてもらおうか。
もし身近にそういう人がいなければ、尊敬できる生き方をしているセレブや有名人、伝記が書かれている人でもよいのです。そういう人達の経歴や人生の過程を調べて、自分が真似できることを探してみましょう。毎日水を2リットル飲むことにしているとか、必ず1日1時間は本を読むようにしているなど、自分でも実行可能な行動を探して真似してみましょう。
どういう生き方をすれば、人生が活力とエネルギーに溢れるのか、わからない場合もあります。そういう時は、生き生きと暮らしている人達の方法を真似してみることから、始めてみましょう。
※Jodi Wellman著『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』を参考にしています。