Jodi Wellman氏は『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』の中で、調査結果に基づいた方法として、人生に熱意ややる気をもたらす9つの行動を挙げています。これらの方法は実際に彼女のクライアントに効果があった方法だそうです。
今回は4つめの方法を紹介しましょう。それはPlay Time 遊び時間を作ることです。
ボードゲームやスポーツゲームなど、仕事や勉強と関係のない遊びの時間を一日の中に意識して作ってみましょう。デイリーが難しいならば、一週間に一度、遊びの時間を作ってみましょう。
いい年をした大人が遊びなんて・・・と思わないで下さい。
一定のルールのもと行われるゲームは、ただ楽しい以上に、以下のような効果があるのです。
- 脳の機能をアップさせる
- 記憶やクリティカル・シンキング(批判的思考)を改善する
- 創造力を刺激する
- ストレスを軽減する
- 若さを保てる
ゲームといっても色々ありますが、一定のルールに沿って行うゲームがお勧めです。そういう意味でボードゲームやスポーツは最適です。
ただ必ずしみルールに従わないといけないわけではありません。サーフィンやトランポリンもお勧めです。
自分が童心に還って夢中になれる遊び、ゲーム、スポーツを行う時間をあえて作ってみましょう。自分の子供と行ってもいいでしょう。
最近では企業の研修でも、ワークショップの最初に参加者達とゲームをする時間が設けられることも多くなりました。ゲームの後、参加者達のオープンさ、活力、熱意が高まるそうです。
自分の毎日にも、是非遊び時間を取り入れて、マンネリでつまらないと感じる時間を変えていきましょう。
したいゲームが何も思いつかないという場合は、スカベンジャー・ハントを試してみて下さい。スカベンジャー・ハントScavenger Hunt は直訳すると「ゴミあさり」という意味になりますが、物集めのゲームの一種です。一つテーマを決めて、そのテーマに沿った物を集めるのです。マインドフルネスの練習にもなります。家の中で、あるいは散歩中に、「青い物を探す」「春を象徴する物を探す」「笑顔の人を見つける」など、特定のテーマに沿った人・物を探して心の中に集めていきます。スカベンジャー・ハントの方法については「マインドフルネス➂ スカベンジャー・ハントをしてみましょう。」で詳しく紹介していますので参考にして下さい。
※Jodi Wellman著『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』を参考にしています。