オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

後悔しない人生を送るための方法㉒ ライト・ミー・アップ友人を5人選ぶ

Jodi Wellman氏は『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』の中で、調査結果に基づいた方法として、人生に熱意ややる気をもたらす9つの行動を挙げています。これらの方法は実際に彼女のクライアントに効果があった方法だそうです。
今回は5つめの方法を紹介しましょう。それはライト・ミー・アップ友人を5人選び友情を続けることです。

ポジティブ心理学の調査によれば、人生への満足感と、感情的なウェルビーイングで最も重要な要素は自分以外の存在との心地よい関係だそうです。これはあらゆる年代、地域、文化において共通しているそうです。他者とよく交流する人は、そうでない人よりも生存率が50%も高まるとか。
職場においても、同僚とクオリティが高い結びつき(上司の悪口を言い合ったり、仕事のミスをごまかし合ったりする結びつきではないということ)があると、仕事への積極的な関わりや、自ら熱心に行動すること、職場仲間への信頼が高まるなど、仕事の効率や質を向上することに繋がるそうです。
ある社長はコーヒー・チャット・カルチャーといって、職場にカフェコーナーを設置しコーヒーを楽しむ間同僚とちょっとした会話を楽しむことが、業績をアップさせることに繋がったと主張しているそうです。

一方、中年以降、友人の数は減っていく傾向にあり、親しい友人は5人くらいになるそうです。私達は年を取るにつれて、友人と過ごす時間が少しづつ減ってくる傾向にあります(年を取るにつれ自分や友人の健康状態が衰えてくるという点もあります)。

意識して、友人関係を保つようにしましょう。スマートフォンを取り出して、メールアドレスや電話番号のリストを見てみて下さい。そのリストの中で、自分を勇気づけてくれる、前向きにさせてくれる「Light me up:ライトミーアップ」友人を選びましょう。
たくさんの人数が必要ではありません。多くても5人です。そして選んだ友人に、メッセージを送りましょう。あるいは電話しましょう。今週合わない?と誘ってもよいし、元気にしている?と相手の状況を確認する内容でもよいでしょう。大切な「ライト・ミー・アップ」友人との関係を断たないよう、交流を続けましょう。

※Jodi Wellman著『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』を参考にしています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA