Jodi Wellman氏は『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』の中で、調査結果に基づいた方法として、人生に熱意ややる気をもたらす9つの行動を挙げています。これらの方法は実際に彼女のクライアントに効果があった方法だそうです。
今回は8つめの方法を紹介しましょう。それは趣味を楽しむことです。
仕事は忙しいし、家族の世話で時間が足りないし、趣味にかまけている時間なんてない!
と、大人になると思いがちですが。そういう人こそ、趣味の時間を作ることをお勧めします。自分自身になれる時間、自分と向き合う時間になるからです。1週間に1時間でも構いません。せめて1週間に1時間、趣味を楽しむ時間を自分に与えましょう。人生に情熱と躍動感を与えてくれます。
趣味といっても特にない、興味を引くことがない、という場合は次の方法を試してみて下さい。
古い趣味を復活
昔(子供の頃や学生の頃)、夢中になっていた趣味はありませんか?楽器の演奏や、お菓子作り、スポーツ、オセロなど、昔好きだった趣味をもう一度復活させてみましょう。
ずっとやってみたかった事にトライ
ピアノが弾けるようになりたい。トランポリンをやってみたい。登山をしてみたい。タロット占いをしてみたい。「やってみたいなあ」と思っていた事を、この際やってみましょう。それが一生の趣味になるかどうかはわかりません。でも、とにかく試してみましょう。やってみて面白い!もっと続けたいと思ったら、しばらく続けてみましょう。やってみたけれど、楽しめなかったという場合は、さっぱりと諦めて、別の事にトライしてみましょう。
家にいながら気軽に始められる趣味にチャレンジ
現代は出かけなくてもたいていの物をネットショッピングで買える時代です。ちょっと試してみたいという趣味があれば、道具をネットショッピングで買って試してみましょう。縄跳び、ヨガ、ケーキ作りセット、囲碁など、道具さえあればすぐに始められる趣味ならば、家で気軽に始めてみましょう。ただし、それが本当に趣味として定着するかどうかはまだわかりませんから、ネットショッピングにかける予算を〇〇円以下と制限しておきましょう。そして、趣味の先生は、YouTubeを利用してみましょう。最近は多くの趣味のレッスン動画が無料でYouTubeにあがっています。まずはYouTube動画で試してみて、これは面白いとなったら、本格的に教室に通う、先生に就くなどしてみましょう。
友人の趣味をコピーする
家族や友人の趣味を自分もトライしてみましょう。あなたの周囲の人々で、楽しそうに趣味に打ち込んでいる人がいたら、その人の趣味を真似してみましょう。サッカー観戦?バレエレッスン?カラオケ?太極拳?読書クラブ?自分の知り合いが情熱をかけている趣味ならば、何かしら夢中になる理由があるはずです。まずは同じ趣味を試してみましょう。その知り合いに参加させてほしいと頼んでもいいでしょう。同じ趣味を持つようになれば、その知り合いとの関係も深まることでしょう。
忙しい大人こそ趣味を。会社の役職や、家庭での役割から離れて、自分自身になれる時間を。趣味が人生に与える影響は結構大きいのです。
※Jodi Wellman著『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』を参考にしています。