Jodi Wellman氏は『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』の中で、調査結果に基づいた方法として、人生に熱意ややる気をもたらす9つの行動を挙げています。これらの方法は実際に彼女のクライアントに効果があった方法だそうです。
今回は9つめの方法を紹介しましょう。それは記念日を設定して祝うことです。
1年365日のうち、自分や家族の誕生日を祝うことはあると思いますが、他にもいろいろな記念日を設定して祝ってみましょう。
その日を自分にとって特別な日として、イベントやパーティーを開催したり、外食に行ったり、ご馳走を作ったりしてみましょう。
記念日は様々に設定できます。
冬至と夏至
一年で一番昼の長さが短い日が冬至です。12月21日前後になります。一番夜の時間が長い日ということですから、暗い気分になるかもしれませんが、ヨーロッパでは冬至を境に昼の長さが少しずつ伸びていくということで、春の始まる日とする国もあります。冬至を春が生まれる日として祝い、温かいご馳走を食べてみましょう。
また、夏至は昼の長さが一番長い日で、本格的な夏が始まる日です。ヨーロッパでは夏至祭が開催される国もあります。夏至を祝って、夜の映画館に出かけたり、フェスティバルに出かけたりしてみましょう。
恋人や配偶者との初デートの日
パートナーと初めてデートした日(First-date anniversary)を祝ってみましょう。ロマンチックなキャンドルを灯して家でゆっくりと思い出を語り合うのもよしですし、おしゃれして素敵なレストランでディナーを食べるのもよいでしょう。一緒にいてくれる存在にお互いに感謝し、これまでの絆を振り返りましょう。
ハーフ・バースデー
自分の誕生日を祝う人は多いと思いますが、6か月目のハーフ・バースデーも祝ってみましょう。この1年の目標にしてきた事の達成状況、進捗状況を確認する節目にしてもよいでしょう。
閏年の2月29日を祝う
普段は28日までしかない2月が、閏年だけ29日まであります。特別な感じがしませんか?せっかくおまけのように足された1日です。普段行わないような事をしてはしゃいでみましょう。英語では閏年はLeap yearといいます。Leapはジャンプです。ダンスパーティーに行く、カラオケに行く、スキーに行くなど、思いっきり体を跳ねさせる行動をしてみましょう。
月の第〇□曜日を記念日にする
特に記念日でなくても、自分達で勝手に月の特定の日を記念日にしてみましょう。例えば毎月第三木曜日を家族の記念日として、その日は家族全員が必ず夕食を共にし、状況報告をする日としてみます。あるいは、その日は、一人になりじっくり自分の人生について考える日としてもよいでしょう。あるいはその日は友人達と悩みを話し合う日にしてもよいでしょう。
特別な出来事があった日でなくても、自分で月の特定の日を記念日として、イベントを作っていきましょう。
記念日を設定することで、何でもない日も特別な日になります。
また、1年があっと言う間に過ぎてしまったなんてことがないように、記念日で区切りを作りましょう。記念日を作ることは、自分の人生にパッションを感じるきっかけになると思います。
※Jodi Wellman著『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』を参考にしています。