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ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

50歳からのポジティブ心理学 ポジティブ・エイジングに役立つワーク ⑦ スモール・チェンジを起こしてみる

50歳代からの人生から、空虚さや目標がない・・・という迷いを追い払って、楽しく生きていくために役立つ方法を、ポジティブ心理学の研究・調査から紹介していくシリーズです。
今回はSmall Changes、スモール・チェンジ、小さな変化を起こしてみることです。

プレ・リグレット・リストを作って、死ぬまでにしないと後悔すると思うことを行動に移してみたり、新しいことに挑戦してみたり。50歳からの人生にも、発見や冒険や喜びがたくさんあるのだと気づいていくことは大切です。が、あまり、あれもこれもと詰め込みすぎたり、疲労が溜まって体調がよくない時には、行動を起こすことが億劫になることもあります。50歳代はこれまで生きてきた人生の疲れが、心身共に出やすい時期。無理やり元気ややる気を出そうとしても、どうにもならない時もあります。

そういう時はスモール・チェンジ。自分の周りを見回して、小さなことでいいので、変えられることを試してみましょう。

Small changes do matter. (小さな変化こそ大事)
Small changes compound. (小さな変化が積み重なっていく)

と言われます。小さな行動の変化が、大きな変化に繋がっていきます。

  • ワン・アクションでできること。
  • 5分でできること。
  • 遠出せずにできること。

その中で、小さな変化を取り入れてみましょう。
自分のためになること、自分の生活によい風を吹き込むような行動を一つだけ取ってみましょう。

たとえば・・・

  • 朝起きたら水をグラス一杯飲む。(体の90%が水分でできている人間は十分な水を取ることが健康上、そして老化を防ぐためにも重要です)
  • 夜寝る前に5分ストレッチをする。
  • 食事の時にまず野菜から食べるべジファーストを実戦する。
  • 職場に行ったら挨拶は笑顔で相手の目を見てする。

などです。

とても小さな変化でも、次の変化を呼びこみ、それが積み重なって、大きく生き方が変わっていくこともあります。
なんだか気分が晴れない、疲れている、やる気がでない。そういう時にはスモール・チェンジを試してみましょう。

※Jodi Wellman著『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』を参考にしています。

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