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ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

50歳からのポジティブ心理学 ポジティブ・エイジングに役立つワーク ⑪ 学びのテーマを決める

50歳代からの人生から、空虚さや目標がない・・・という迷いを追い払って、楽しく生きていくために役立つ方法を、ポジティブ心理学の研究・調査から紹介していくシリーズです。
今回は学びのテーマを決めることです。

50歳以降の人生で元気に楽しく生きていくためには、脳に元気であってもらう必要があります。脳に刺激をもたらし、シナプスという脳内で神経細胞が出すシグナルを活発化させましょう。
そのためには新しいことを学ぶ、あるいは一つのテーマを深堀することが有効です。
学生時代は勉強が苦手だったという人でも、50歳を過ぎてから、自分が学びたいことを学ぶと意外と勉強が面白くなります。強制的に勉強しなくてはいけない状況と、自分の好きで勉強する状況では、モチベーションが全然違ってくるのです。
これを学びたいなあというテーマを一つ選んで、自由時間をその勉強に当ててみましょう。
でも、50歳過ぎてから勉強なんて、何を勉強すればいいのか?という戸惑う場合には、以下を試してみて下さい。

語学の勉強

新しいことを学ぶのならば、語学の勉強がお勧めです。旅行したい海外の国があれば、一年後にその国に旅行することを目標に、その国の言葉を学んでみましょう。

歴史を調べる

夢中になっているドラマや映画や本や漫画があれば、その場所の歴史を徹底的に調べてみましょう。歴史を知ると、その場所に実際行ってみたくなるでしょう。

子供の頃好きだったことを学び直す

子供の頃好きだったことを思い出して、もう一度学び直してみましょう。たとえば子供の頃カブトムシが好きだったのであれば、カブトムシの生態を徹底的に調べてみましょう。そうして調べたことをブログなどに書いて、外向けに発表してみましょう。同じようにカブトムシ大好き仲間もみつかるかもしれません。

ポッドキャストやTEDスピーチから刺激を受ける。

まずは無料で聞けるポッドキャストの番組や、YoutubeにあがっているTED(著名人の講演を集めた動画)を見てみましょう。世の中にはこれ!というテーマにのめりこんで、ひたすら入れ込み研究し、世の中にアウトプットしている人達がいます。彼らのパッションを感じながら、自分の興味がある分野をみつけてみましょう。

学びのテーマは、これからの人生後半ずっと一つのテーマを追求してもいいですし、一年に一回新しいテーマを見つけることにしてもいいでしょう。
同じテーマに興味がある仲間との交流も始まるかもしれません。

年を取ったら勉強しないではなく、年を取ったからこそ、自主的に勉強してみる。
それが自分の気持ちを楽しくさせ、脳の活性化にも繋がります。

※Jodi Wellman著『You Only Die Once: How to Make It to the End with No Regrets』を参考にしています

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