オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
仕事に前向きになる方法

仕事で行き詰まったら、一人作戦会議を持ちましょう。

仕事で行き詰まる時、失敗をして落ち込んだ時、一人の時間を取って「一人作戦会議」を持つことをお薦めします。

私は、以前、仕事で大きな失敗をして、自己嫌悪に陥って鬱々としていた時がありました。しかし、後悔しても悩んでも、それで結果が変わるわけではありません。もう失敗してしまった事実を変えることはできません。自分自身への失望も否定することはできません。

悩んだ私は、お昼休みに一人で職場の近くのカフェに行きました。そこでもくよくよとしていたのですが、どうしたらこの状態から抜け出せるか、考えをノートに書いてみました。この時は箇条書きに書いていくというよりは、思いつくままに気持ちも合わせて書いていきました。そうこうしているうちに、ふと、こうしてみたら?というアイディアが浮かんできました。過去は変えられない。だから今からできることに集中しよう。失敗からは教訓を学んでよしとしよう、と頭の中が前向きに変わってきたのです。そして私はそのアイディアを実行に移して、失敗を挽回することができました。

それ以来、私は仕事に行き詰まったり、失敗したりすると、「よし!一人作戦会議だ!」と自分につぶやき、落ち着ける場所に行って、ノートにつらつら考えや思いを書きだしています。そのうち、ふっといいアイディアが浮かんだら、それを実行に移してみる、ということを続けています。

仕事をしていれば、誰しも失敗することはあります。競争に負けることもあるし、自分で納得いかない出来事もあります。

でも、悶々と悩んでいても、過去は変えられないし、周りの環境や人をすぐに変えることもできません。変えることができるとしたら、自分だけ。自分の考え方や行動だけなのです。

一人作戦会議の時間を持って、問題に対して、自分が何ができるのか、じっくり考えてみましょう。自分に自問自答してみてもいいでしょう。

私は幾度もこの一人作戦会議で復活して、仕事の困難な場面を乗り越えることができました。そういう経験をしていると、また仕事で失敗したり(なるべく失敗しない方がいいですが)、悩みにぶち当たっても、一人作戦会議すれば何とか打開策を見つけられる、きっと何とかなる、という自信に繋がっていきます。

ただ、この一人作戦会議は、夜はやめたほうがいいです。夜考えると、果てしなく自分を責める方向に向かいがちです。昼間のうちに作戦会議の時間を取りましょう。

一人作戦会議で自分自身とじっくり問題解決にむけて作戦を練ってみましょう。

 

 

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