オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
年末年始スペシャルプログラム

年末年始スペシャルワーク⑫ 毎日30分できる運動をみつけて習慣にしましょう。

ここまでのワークは、書くこと、考えることに集中してきました。

次は身体を動かすワークをしてみましょう。

心と体は繋がっていて、体が重すぎる、がちがちである、あるいは運動不足という状態だと、心だけすごくポジティブ!というわけにはなかなかいきません。逆に、落ち込んでいる時でも、身体を動かすことで、気分が明るくなってくることもあります。

運動が健康や体によいことは、誰もがわかっているでしょう。でも、脳にもよいことを認識しましょう。

新しい自分になりたいなあ、だめな自分を変えていきたいなあ、と思うなら、脳の働きをよく知る事が大切です。

最近の脳科学の発展によって、人間を幸せにする、よい気分にするために大切な脳内神経物質がわかってきました。私達が「楽しい」「幸せだ」「気分がよい」と感じるためには、脳の中にエンドルフィン、セロトニンという脳内神経物質を出せばよいのです。エンドルフィンやセロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれています。(ドーパミンも幸せを感じさせる脳内神経物質ですが、反動もあるので、エンドルフィンとセロトニンの方が多幸感には重要です)

エンドルフィンやセロトニンを出すためにはどうしたらよいのでしょうか?

深呼吸や入浴、日光浴、瞑想、健康的な食事など様々な方法がありますが、最も効果的な方法の一つが運動なのです。

運動は、ダイエットや体脂肪を減らすためだけに大切なわけではなく、私達が「幸せ感」を持つためにも重要なわけです。

しかし、だからといって、いきなりスポーツジムに通って下さい、マラソンして下さいということではありません。

ジムに行かなくても、毎日の暮らしの中で続けられる運動を一つ見つけて、一日の中に体を動かす時間を30分(合計30分でも大丈夫です)作ることを、この年末年始スペシャルワークの目標にしましょう。

運動がもともと好きで、ジムに週3で通っているという人は、運動が苦にならないと思いますが。普段あまり運動をしてこなかったという人は(私がそうでした)、続けられる運動を見つけるだけでも、大変なものです。

エンドルフィンやセロトニンを出すことを目的とした運動の場合

  • 30分は続けられる
  • 毎日続けられる。
  • 苦痛やプレッシャーにならない。
  • やろうと思えばすぐできる
  • 天候に左右されない
  • 運動後「なんか気分いい」と思える
  • ことが大切です。

具体的には以下の運動がお勧めです。

  • ウォーキング。リズムのよい音楽を聞きながら歩くとなおよし。
  • 軽いジョギング。ランニング(しかし、運動初心者には結構ハードルが高いと思うので一押しではありません。ただ、ランナーズハイという幸せホルモン満喫状態は生まれやすいです)
  • エアロバイクをこぐ(家で行う運動としては一番のお勧めです。ただしエアロバイクを購入という初期費用が必要です)
  • ダンス(Youtubeのダンス動画を見ながら楽しく運動できます。しかし、30分はなかなか続けられない人が多いのではないかと・・・)

私は、ウォーキングとエアロバイクを組み合わせています。

まずは運動の習慣を日々の生活に取り込むことが、このワークの目標ですので、いろいろ試してみて、これは自分に合うというものを見つけましょう。

じっくり考える事は自分を変革する過程で大切ですが、体も動かして、ポジティブになっていく心と歩調を合わせる必要があるのです。

年末年始の時間を利用して、自分の好きな運動を見つけて、運動する習慣を日常の中に定着させていきましょう。

 

 

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