オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
年末年始スペシャルプログラム

年末年始スペシャルワーク⑬ アファメーションで自分にポジティブなトークをする習慣をつけましょう。

アファメーションAffirmationとは、自分に肯定的な、前向きになれる言葉を自分自身に言うことです。

私達の脳は常に何かを考えています。その大部分はネガティブなこと。不安や苛立ち、他人や自分への不満など、常にネガティブなセルフトークを展開していることが多いのです。

ネガティブ・セルフトークを完全にやめることは難しいですが、その量や頻度を減らすために、ポジティブなセルフトークをする習慣をつけていきましょう。

ポジティブ心理学の第一人者であるバーバラ・フレドリクソン氏はその著『ポジティブな人だけがうまくいく 3:1の法則』の中で、ポジティビティをオンにする能力(ポジティブな気持ちになれる能力)を高めることが大切であると述べています。

アファメーションで、ポジティブなセルフトークをすることは、ポジティビティをオンにする能力を強めてくれます。

でも、急にアファメーションしましょう、自分にポジティブに語りかけましょうと言われても、慣れていない人にはなかなか難しいのです。

「私はできる!」

「私は問題を乗り越えられる!」

「世界は愛に満ちている!」

と自分に語りかけても、「それ、嘘だよね」「そんなことあるわけない」という、否定的な言葉(これこそ、ネガティブ・セルフトークなのですが)が浮かんでくるからです。

そこで、アファメーションとして自分に語りかけるのにふさわしいというポジティブな言葉を、まず集めることから始めましょう。年末年始の時間を利用して、自分が励まされる、自分が信じたいと思える言葉を、10個集めて、ノートに書いていきましょう。あなたオリジナルなポジティブ・フレーズを収集するのです。

収集方法としては・・・

  • 本屋さんで本の背表紙のタイトルをざーっとみて周り、心を惹かれるタイトルを集める。
  • 映画を見て、感動したセリフを集める。
  • 本を読んで、座右の銘にしたいフレーズを集める。
  • 世界の偉人の名言集のサイトをチェックして、自分が勇気づけられるフレーズを集める。

10個気に入ったフレーズを収集して、自分のオリジナル・ポジティブ・フレーズを作ったら、それらのうち1個を選んで、毎日声に出して自分に伝えましょう。声に出すことは重要です。耳にもポジティブなフレーズを聞かせるのです。

時間帯としては、朝のほうがお勧めです。朝、ポジティブなフレーズを自分に聞かせることで、ポジティビティをスイッチ・オン。自分の脳回路をポジティブフォーカスにセットして一日を始めることができます。

アファメーションにふさわしいポジティブなフレーズの例を挙げておきます。

  • 意識を向けるものは拡大する。(アメリカの司会者オプラ・ウィンフリーさんの名セリフ)
  • 私は、私をあきらめない。(中山ゆう子さんの著書のタイトル)
  • 人は幸せになるために生まれ、人生を楽しんで幸せを感じるために生きる。(前田義子さん著『50の言霊』より)
  • 人生は無数の日常で成り立っている。だから日常こそ大切。(作家梨木果歩さんのエッセイより)

皆さんも、年末年始の時間を利用して、自分オリジナルなアファメーションのためのフレーズを収集してみましょう。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA