怒りの感情と向かい合いましたので、気分を変えて、ワーク24では感謝の気持ちと向き合いましょう。
ワーク11で、一日の終わりに感謝する事を3つ書き記すことをしてみました。感謝は、ポジティブ心理学の様々な研究において、幸福を感じるために大変有効な方法であることが実証されています。
自分の一日、今の状況について感謝することを書いていくと、周りの人に感謝する事が含まれているのではないでしょうか?
- 落ち込んでいた私に同僚が優しい言葉をかけてくれた。
- 実家から新鮮な野菜が届いた。
- ペットの症状が心配で相談したら、動物病院の先生が真摯に対応してくれた。
など、自分の周りの人への感謝の気持ちを書き記していることもあるのではないでしょうか?
ワーク24では、この感謝の気持ちを行動で表現してみましょう。
贈り物をする
年末年始シーズンは、ちょうどお歳暮、お年賀、クリスマスプレゼントを贈ることも多いでしょう。「ありがとう」の気持ちを、それらのギフトにして相手に贈ってみましょう。高価なものである必要はありません。手作りでもいいかもしれません。ただ、贈る相手のことをきちんと考え、その相手が喜んでくれそうな品物を心をこめて選びましょう。
寄付をする
今年も無事生活してこられた事に感謝して、社会に寄付する事も感謝の行動の1つです。これも高額である必要はないのです。環境保護、動物保護、子供達の教育支援等、NGO団体などで寄付を募集している所を調べて自分のできる範囲の寄付をして、自分の望む形で社会に感謝を表してみましょう。
手紙を渡す
メールですべてが済んでしまう世の中ですが、あえて、手紙を書いてみましょう。両親、祖父母、親友、パートナー、同僚・・・今年お世話になったなあ、助けてもらったなあ、ありがたいなあと思う相手に、感謝の気持ちを書いて手紙を渡しましょう。手紙を書いているうちに、改めて感謝の気持ちがこみあげてくることもあると思います。
手伝いをする
ボランティアというほどの規模でなくてもよいのですが、自分が体を動かすことで相手の助けになることがあれば、行動してみましょう。住んでいる地域の掃除をする。親の家の掃除、片づけをする。職場の掃除をする、などの行動です。
感謝という感情は、とても尊い感情です。感謝された相手が温かい気持ちになるだけでなく、その行動を取ったあなた自身の心を優しくします。
年末年始のシーズンに、一年間の感謝を込めて、相手に行動で「ありがとう」を伝えましょう。