ポジティブ心理学は、比較的新しい学問ですが、よく言われる「ポジティブ・シンキング」とは違います。
そして、従来の心理学とも大きく異なっています。一般的な心理学は、悪いところにフォーカスしてその原因を研究する心理学ですが、ポジティブ心理学は、どうしたらポジティブな気持ちになれるか、その効果はどうなのか?ということに焦点を当てています。
海外、特に米国の大学を中心に、ポジティブ心理学の分野は大きな発展を遂げていて、徹底したデータ分析に基づく点も、従来の心理学とは異なっています。そして、私たちが日常生活を送る中で生かせる具体的なノウハウが多いことも、ポジティブ心理学の特徴だと思います。従来の心理学が「なぜうまくいかないのか」を研究する傾向が強いことに対して、ポジティブ心理学は「どうしたらうまくいくのか」を研究する学問なので、普通に暮らしていく中で生かせる方法がたくさんあります。
それに、ポジティブでばかりいられないという人間の特性をふまえた上で、ネガティブなところも否定しないという点も特徴です。ネガティブな面も人間だからあるけれど、ポジティブ3:ネガティブ1くらいになるよう、毎日の暮らしの中で工夫していこうと提唱しています。
まとめるとポジティブ心理学には、次のような特徴があります。
- データ分析に基づいている
- 「どうしたらうまくいくか」のフォーカス
- ネガティブな部分があってもいい
- 毎日の暮らしの中で活用できる
ポジティブ心理学を活用することで、自分の生活を少し心地よいもの、前向きなものに変えていくことができます。
このブログでは、その具体的な方法を、私自身の実体験をふまえて紹介していきたいと思います。
ポジティブ心理学は日常に生かせる具体的な方法がたくさんあります。