オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
年末年始スペシャルプログラム

年末年始スペシャルワーク㉚ ポジティブな気持ちを生み出した思い出を身近に置きましょう。

ここまで年末年始の少しゆっくりできる期間に行う29のワークを紹介してきました。
年末年始でなければならないということはありませんが、行く年来る年を思う期間、新たな年を迎える時期に行うと、ワークの効果は高まると思います。
そして、この年末年始スペシャルワークの最後のワークは、これまで行ってきたワークで考えた事、気づいた事、決意した事を忘れないようにするためのワークです。
このワークを行った事の記念に、思い出の品を選び、身の回りに置きましょう。

ワーク7でこうなりたいという理想像をビジュアル化しました。そのビジュアルに関係する物を選ぶとよいでしょう。

あるいはワーク3で自分が幸せだと感じる状況に関係する物を選ぶのもよいですね。
高価な物である必要はありません。

例えば、

  • 自分の理想の生活と近いイメージの写真
  • 自分の笑顔の写真
  • ワークをしながら飲んでいたお茶の缶
  • オーストラリアで暮らす事が目標ならば、コアラのぬいぐるみ
  • 目標にしたいと思う人の本
  • ワーク中飾っていた花のドライフラワー

などがあります。

ポジティブ心理学研究の第一人者、バーバラ・フレドリクソンさんがその著『ポジティブな人だけがうまくいく 3:1の法則』の中で、ポジティビティ(ポジティブな気持ち)を増やす方法を複数提案しています。その中の一つが、「ポジティビティを生み出した思い出を集める」「それを身近に置く」です。

ワーク1~29を行っている間、嫌な過去や苦しい体験を思い出して、辛い感情を味わったかもしれません。しかし、そのようなネガティブな感情を経験しながらも、ワークを29まで進めてきたならば、あなたは十分前に進んだのです。前に進んだということは、ポジティビティがたくさん得られたということです。
ワークをここまで行ってきたという自分の前進を忘れないように、記念品を身の回りに置いておきましょう。

忙しい日常の中で、目標や方向性や、身に着けようと思っていたよい習慣も忘れてしまうことがあるかもしれません。そのような時でも、記念品を見ることで、ワークに取り組んで、自分の人生を模索した時間を思い出し、軌道修正をしやすくなると思います。

ここまでの30のワーク、皆様、お疲れ様でした。

ポジティブ心理学やウェル・ビーイングの研究に基づいて、これらのワークは構成しています。個人ベースで、ワークを行ってみたい方のためには、個別ワークもご案内しています。詳しくは、ホームページ版「オフィス・ライトハウス」へどうぞ。

https://officelighthouse.jimdofree.com/

 

次回は、30のワークを終えた後のケア、アフターワークについて書きたいと思います。

年末年始スペシャルワーク➂ 自分がこうなれば幸せだと思うことを書き出しましょう。年末年始の過ごし方...
年末年始スペシャルワーク⑦ こうなりたいという理想像をビジュアル化しましょう。年末年始の過ごし方...

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