オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
新年のワーク

新年のワーク① 自分の幸せ度を測る

2022年の到来です。

新年が明けて、今年こそ、〇〇がしたい!〇〇をやるぞ!という目標や希望が湧き出ているかもしれません。年の初めに満ちたやる気を、ずっと年間通してキープしていくために、新年のワークを3つしてみましょう。

まずは、現在の自分の幸せ度を測ってみましょう。

そもそも、人間は何のために生きているのでしょうか。

それは幸せを感じるため、幸せだと思う時間をたくさん持つために、生きています。自分を不幸にするために生きていく人はいません。

ですから、まずは、今の自分の「幸せ」がどのような状態なのか、チェックしてみましょう。

PERMAという幸福度を測る尺度があります。ポジティブ心理学の第一人者であるマーティン・セリグマン氏が提唱したものです。

P:Positive emotion(ポジティブな感情)

E:Engagement(熱中)

R:Relationship(人間関係)

M:Meaning(人生の意義)

A:Achievement(達成感)

上記の5要素で、幸せ度を計測する方法です。

更にWell-being(ウェル・ビーイング)の考え方から、要素を加えてみましょう。これはイエール大学のThe science of well-being(ウェル・ビーイングの科学)の講義による基準です。ウェル・ビーイングとは、幸福で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態のことで、一言でいえば人間が「幸せ」だと感じる状態のことです。

P:Positive emotion(ポジティブな感情)

E:Engagement(熱中)

R:Relationship(人間関係)

M:Meaning(人生の意義)

A:Achievement(達成感)

H:Health(健康)

N:Negative emotion(ネガティブな感情)

L:Loneliness(寂しさ)

H、N、Lを加えて8要素で、幸せ度を測ります。

0から10の間で各項目の点数をつけてみましょう。

Nのネガティブな感情は、ネガティブな感情が多ければ、0に近い数字を、ネガティブな感情が少なければ10に近い数字をつけましょう。

感覚的なものでOKです。5が真ん中ですから、真ん中よりも、少ないか、多いかの判断でつけてみて下さい。

そして8項目の数字を合計して、8で割ってみて下さい。

それがあなたのPERMAのスコアです。

スコアが低いか、高いか。

10に近いスコアであれば、あなたは既にかなり幸福度が高い人生を送っていることになりますね。

スコアが0に近い数字であれば、これから幸福度を増やすためにできることがたくさんあります。変化が大きく期待できますね。

ただ、このスコアが高くても、低くても、あまり気にしなくてよいのです。

このスコアは、自分が今どのような状態にいるのかを確認すること。

そして年末に、もう一度PERMAスコアを計測して、年初からの変化度をチェックすること。

この2つが目的です。

自分の「幸せ」と言われても、具体的にどういう事なのかよくわからないという場合もあります。PERMAの項目を使って、自分の幸せ度を測ってみましょう。

このスコアを年末までにアップさせること。それが、「幸せ」を増やすことになります。

幸せの度合いと言われても漠然としていますが、一定の基準で計測し数値化することで、自分の幸せ度の変化を確認することができます。

 

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