オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

ポジティブ・インターベンション⑥ 自分が既に持っている物を書き出しましょう。

毎日の終わりに3つの感謝することを書き記す事は、ポジティブな感情を増幅させます。その3つの感謝のバリエーションとして、既に自分が持っているものを書き出してみましょう

私達は「持っていない物」「これから手に入れたい物」に意識が向きがちです。また「これから手に入れたい物」を手にすることができれば、その時は大きな喜びや達成感を味わいますが、しばらくすると、その経験は薄らぎ、忘れられて、再び「持っていない物」「これから手に入れたい物」に、意識が向いていきます。

ゆっくりと腰を落ち着けて、自分が既に持っている物を考えて、書き出していきましょう。多くの人が、既に十分な物を持っているのです。物と書きましたが、人物や経験でも構いません。既に自分が持っている物を認識し、文字にして、改めて感謝します。
「ポジティブ・インターベンション④」で紹介した「シチュエーション」「マインドフル」のポイントを抑えています。

ポジティブ・インターベンション④ ポジティブな感情を増やすためには4つのポイントがあります。ポジティブな感情を増やすための方法...

既に自分が持っている物の例としては・・・

  • 住む家
  • 家族
  • 子供が元気
  • ペット
  • お給料を受け取れる仕事
  • 学校で授業を受けられる
  • お気に入りの洋服
  • 坂道が楽な電動自転車
  • 毎日のごはん
  • 健康
  • 両親が健康で元気
  • 視力がよい。裸眼で十分見える
  • ご近所に優しい人ばかり住んでいる
  • 毎週一度映画を見に行けるお金がある

などなど、様々な物があります。

普段は見過ごしがちな物もあるかもしれません。
自分が既に持っている物を、心をフラットにして考えてみましょう。
そして、それらを持っている事に、感謝しましょう。

「自分が既に持っている物」を見つけるために、ネガティブ・ビジュアリゼーションという方法もあります。「年末年始スペシャルワーク⑪」で、ネガティブ・ビジュアリゼーションについて説明していますので、参考にして下さい。

年末年始スペシャルワーク⑪ 1日3つ感謝する事を書き留めましょう。年末年始の過ごし方...

「自分が持っていない物」ではなく、「自分が既に持っている物」に注意と関心を向けましょう。意外と多くの物を既に持っている事に、気づくかもしれません。

ポジティブ・インターベンション⑤ 実践ワーク1 3つの感謝する事を書き記しましょう。ポジティブ心理学...

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