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ポジティブ心理学

ポジティブ・インターベンション⑧ 実践ワーク3:感謝の手紙を書きましょう。

ポジティブ・インターベンションの手法としてセイバリングが有効であると説明しました。では、日常生活の中で実行可能な、具体的なセイバリングの方法を紹介していきましょう。

まずは、世界にフォーカスしたセイバリングです。「感謝」「驚嘆」の2種類が代表的なセイバリングです。

「感謝」のセイバリングとしてお勧めしたいのが、今自分がこうして生きていることについて感謝したい人を思い浮かべることです。
まずは自分を大人になるまで育ててくれた両親、家族が思い浮かぶかもしれません。両親がいなければ私達は生まれてきませんから。
あるいは学校の教師かもしれません。教師の一言に励まされたという経験があるかもしれません。
あるいは会社の同僚かもしれません。仕事上のピンチを救ってもらったことがあるかもしれません。
あるいは妻、夫など配偶者かもしれません。いろいろあるけど一緒に暮らすことで、多くのものを分かち合えているでしょう。

普段は感謝の気持ちを忘れているかもしれません。じっくり時間をとって、今の自分を支えてくれる人に感謝をしましょう。その人のおかげで自分が助けられた、助けられていることを心に深く刻みましょう。じっくりその思いをかみしめましょう。
そして、その思いを手紙に書いてみましょう
親や配偶者に手紙を書くなんて気恥ずかしいかもしれません。でも、感情を文字に書くことで、その感情が深まります。書いているうちに、感謝の念が強まってくることもあるでしょう。感謝の手紙を書いている時間は、その事だけに集中しているはずです。その時間こそセイバリングです。

もしも、手紙を渡す事がどうしても恥ずかしければ、その手紙は相手に渡さなくともよいのです。机の引き出しにしまっておきましょう。相手への感謝の気持ちを忘れそうになった時に取り出して、読み返してみるのもいいでしょう。

でも、できれば、相手に感謝の手紙を渡してみて下さい。渡された相手も、感謝の手紙を受け取ることで、温かい気持ちになるでしょう。感謝の感情をお互いに共有することができ、セイバリングの効果が高まります。

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