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ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

ポジティブ・インターベンション⑫ 実践ワーク7 マインドフル・イーティングをしてみましょう。

ポジティブな感情を増やすポジティブ・インターベンションの特徴の一つがマインドフルであることを説明しました。
マインドフル。自分の行動を意識して、今ここに集中することです。マインドフルを食べることに使ってみましょう。「食べる」という行為を、おざなりにするのではなく、全感覚を集中して行うのです。

テレビをみながら、スマートフォンをいじりながら、あるいは仕事をしながら食事をしたりしていませんか?「食べる」ことは、人間にとって最も喜びとなる行為の一つです。「食べる」ことに意識を集中して、その時間を存分に楽しみましょう。それが、マインドフル・イーティングです。

マインドフル・イーティングを行うために、以下の行動を取ってみて下さい。

  • テレビ、スマートフォン、アイパッド等あらゆるメディア媒体から遠ざかりましょう。
  • 音楽はかけてもOKですが、歌詞のない、集中を邪魔しないイージーリスニング系の曲にしましょう。
  • 食卓を色彩豊かに飾りましょう。赤、緑、白、茶、黄など、色を意識した料理を並べましょう。また、食材の置き方にも気を配り、美しく盛り付けましょう。ランチマットなどを敷いて、美しい食事の風景を演出しましょう。
  • 和食ならば箸置き、洋食なら、フォーク・スプーンの置台を使いましょう。フォーク・スプーンでも箸置きでもいいでしょう。食べる合間に、箸やスプーンを置く場所を定めましょう。
  • 一回20回以上噛み、ゆっくり食べましょう。
  • 姿勢をよくして食べましょう。猫背になってお椀をすすっている・・のはたとえ一人の食事でも、消化にも心にもよくありません。食事中にも姿勢を正しましょう。
  • 食べる事、味そのものに集中しましょう。食べる時は、食べる行為に100パーセント集中しましょう。
  • 家族や友人と食べる時も、ゆっくりと時間をかけて、会話はしつつも、7割は食べることに集中しましょう。
  • 食事を頂けることに感謝しつつ、食べましょう。

 

マインドフル・イーティングのポイントは、食事中は食べる行為に完全に集中することです。テレビを見ながらなどの「ながら食い」では、食事に集中できません。
そして、食べる行為を存分に楽しみためには、視覚も楽しませる事が大切です。食事の盛り付けや、テーブルセッティングにも心を配りましょう。たとえ、それが一人の食事であっても、食べる行為の楽しさを最大化するために、美しい盛り付けを心掛けましょう。

食べる行為に完全に集中すると、瞑想的効果も生まれます。瞑想法には「食べる瞑想」もあるくらいです。

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