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ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

ポジティブ・インターベンション⑮ 実践ワーク10 強みについて仲間と対話しましょう。

ポジティブ・インターベンションの最後のワークです。
仲間の強みも知って、強みについて仲間と対話してみましょう。

VIA診断ツールで自分の強みを確認したら、自分の家族、パートナー、職場のチームメンバーにも、VIA診断で「自分の強み」を知ってもらいましょう。そして、「自分の強み」について話し合ってみましょう。「強みについての対話」、Strength Conversationストレングス・カンバセーションというアクションです。

自分の強みトップ5を知った時、意外な点があったかもしれません。パートナーや仕事仲間も、意外な「自分の強み」を発見するかもしれません。
紙に各自の「自分の強み」トップ5を書き出して、比べてみましょう。

同じ強みを持っていたら、強みの共通点があるからこそ、パートナーとしてうまくいっているのかもしれません。共通の強みを更に発展させるために、二人でできることがあるか、話し合ってみて下さい。
例えば、夫婦ともに強みのナンバー1が「熱意」だったとしましょう。夫婦それぞれで、仕事やスポーツ、家事などに熱意をもって取り組んでいるかもしれません。でも、夫婦一緒に熱意をもって取り組める事を始めてみてはいかがでしょうか。例えば、キャンプに行く、二人でテニスを始めるなど、二人一緒に熱意を傾けられる対象を探してみましょう。夫婦共通の強みが更に強化されて、お互いに自分の強みを活用している満足感が得られると思います。

違う強みばかりだったら、仕事仲間としてはお互いに足りない点を補完し合える最強のチームかもしれません。「創造性」「リーダーシップ」「チームワーク」「忍耐力」など、各自の強みが分散している場合、チームとしてはバランスが取れた強みが発揮されて、パフォーマンスアップに繋がる可能性があります。各自の強みに合わせて、仕事を割り振ってもよいでしょう。自分の強みを生かせる仕事が与えられれば、やる気も出ますし、成功率も高まります。お互いの強みを尊重し合うことで、チームとしての理解と結束も強まります。

ぜひ、仲間と「自分の強み」トップ5を書き出した紙をシェアしながら、どのような共通点があるか、どのような違いがあるか、話し合ってみて下さい。「この人にこんな強みがあったのか!?」という驚きもあるかもしれませんし、「この人はやっぱりこういう強みがあるのだな」と納得するかもしれません。

仲間の強みをお互いに認識し、その強みを仲間としてどうやって生かせるかを話し合うことは、私達に多くのポジティブな感情をもたらします。

ポジティブ・インターベンションは、日常生活の中ですぐできるアクションです。自分一人でもできますし、仲間と一緒でもできます。ぜひ、毎日の生活の中に、意識してポジティブな働きかけを取り入れ、ポジティブな感情を増やしていきましょう。

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