オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
レジリエンス

レジリエンスを身につけるワーク① レジリエンスは生きるワザ

レジリエンス(Resilience)を身につけることは、生きるワザを身につけることです。

めまぐるしく変わっていく社会や環境。
毎分世界で何かが起きている状況。
いろいろなタスクを同時にこなさないといけない私達。
瞬間で決断を求められるスピード社会。
ストレスの元になりそうな、やる気を失わせるような事で一杯の世の中。
そんな世の中を、まあ、しょうがないやと諦めモードで生きていくか。
あるいは、状況を改善するために自分ができることをしていこうと思うか。
後者の人は、間違いなくレジリエンスがあります。

でも、自分にはレジリエンスがないと諦める必要はありません。レジリエンスは練習や学習で身につけることができるからです。この「レジリエンスを身につけるワーク」では、ペンシルバニア大学のKaren Reivich博士のレジリエンスの講義を参考に、私達が日常生活の中でどうやってレジリアンスを身につけていくのかという方法を紹介していきたいと思います。

まず、レジリエンスの定義を確認しましょう。
アメリカ心理学会のレジリエンス研究者達は「レジリエンス」を

  • ネガティブな感情や経験から立ち直っていく能力
  • ストレスフルな経験を挑戦と捉えてフレキシブルに対応していく能力

と説明しています。

日本語ではよく「回復力」と訳されます。

私が一番ぴったりくると感じるレジリエンスの定義はReinvich博士の

  • チャレンジから成長する能力 (Ability to grow from challenge)

です。

世の中、いろいろな事が起こります。幸運も時々訪れるでしょうが、不運も降ってきます。
辛いこと、苦しいことの方が多いかもしれません。嫌なことがあるたびに落ち込み、やる気を失っていたら、生きるのが苦しくなりますし、後ろ向きになってしまいます。
ネガティブな出来事が起こっても、それらをチャレンジがやってきたと捉え、そのチャレンジを踏み台にして、成長していこう、何かを学び取ろうとする力。レジリエンスはその能力だと思います。
現代社会では、レジリアンスがあるかないかで、生きやすさは大きく変わってくると思います。ぜひ、レジリエンスの役割を理解して、身につけ、不運なことが起こってもそこから立ち直る力を鍛えていきましょう。

 

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