オフィス・ライトハウス
ポジティブ心理学実践ワーク
ポジティブ心理学

ポジティブ心理学を学べる歌 What a wonderful world

以前ポジティブ心理学を学べる映画を紹介しましたが、今回はポジティブ心理学を学べる歌を紹介しましょう。
ルイ・アームストロングの「What a Wonderful World(この素晴らしき世界)」です。1967年と古い歌ですが、映画やCMで幾度も使われていますので、聞いたことのある方も多いでしょう。この歌詞が、ポジティブ心理学の真髄をたっぷり含んでいるのです。

I see trees of green
Red roses too
I see them bloom
For me and for you
And I think to myself
What a wonderful world
I see skies of blue
And clouds of white
The bright blessed day
The dark sacred night
And I think to myself
What a wonderful world
The colors of the rainbow
So pretty in the sky
Are also on the faces
Of people going by
I see friends shaking hands
Saying, “How do you do?”
They’re really saying
“I love you”
I hear babies cry
I watch them grow
They’ll learn much more
Than I’ll ever know
And I think to myself
What a wonderful world
Yes, I think to myself
What a wonderful world

緑の木々が見える
赤い薔薇も
満開だ
僕と君のために
そして僕はひとり思う
なんて素晴らしい世界なんだ

青い空が見える
白い雲も
輝く祝福された日
暗く神聖な夜
そして僕はひとり思う
なんて素晴らしい世界なんだ

虹の色は
空に映えて
通り過ぎる人々の
顔にもその美しさが映える

友達同士が握手している
「こんにちは」と言っている
彼らは本当はこう言っている
「愛している」と

赤ちゃんが泣いている
彼らは大きくなり
たくさんの事を学ぶだろう
僕が知るだろう以上のことを
そして僕はひとり思う
なんて素晴らしい世界なんだ
そう、僕はひとり思う
なんて素晴らしい世界なんだ

(※和訳は私の意訳です)

この歌では

  • 私達を取ります世界の美しさを感じています。ただそこに存在している木や薔薇、虹、空。普段私達を取り巻いている世界を構成している物の美しさに感嘆しています。ここには感謝、美への感動があります。
  • 人々の絆と、交流に素晴らしさを感じています。ここには、人々の結びつき、人々の間を行きかう愛情への感動があります。
  • 子供達がこれから多くの事を学び、それは自分が学びえない事も含めて学んで未来を作っていく事に素晴らしさを感じています。自分を超えて、子供達が未来へ向かっていく事を讃えています。ここには未来への楽観、希望、そして自分という存在を超越したものへの畏敬の念があります。
  • 全体を通して、人類愛ともいうべき深く広い愛情が織り込まれています。

この歌が発表された1967年は、決してすべてが「素晴らしい世界」ではありませんでした。アメリカはベトナム戦争を戦っていましたし、第三次中東戦争が勃発していました。ルイ・アームストロングのような黒人の歌手にとっても、当時のアメリカ社会は完全な社会的平等を得ていたわけではなかったのです。そのような時代においても、「素晴らしい世界」に気づき、感謝することはできると、この歌は教えてくれていると思います。

この歌詞のように「なんて素晴らしい世界なんだ」と、毎日感じながら過ごすことができれば、私達のポジティブな感情はどんどん増えていくことでしょう。
しかし、現実的には毎日そうは思えないかもしれません。そこで、いらいらしたり、落ち込んだ時には、この「What a Wonderful World」を聞いて、この素晴らしい世界への感謝を呼び起こしてみましょう。

YouTubeでは様々な方が、英語歌詞つき、あるいは日本語歌詞つきで、動画をアップしてくれていますので、素晴らしい世界を表現した動画を見ながら聞くのもお勧めです。

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